ビジネスの本質を理解する
今日は、
「ビジネスの本質を理解すること」について、
お話ししたいと思います。
FacebookなどのSNSを見ていると、
「自己紹介でセールスが決まる」
「コーチングとマーケティングが最強」
そんなキャッチコピーが目に入ってくることがあります。
でも、
「本当にそれでうまくいくのかな?」と、
違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。
コーチングやコンサルの商品が売れるために、
いちばん大切なのは、
「信頼関係」です。
自己紹介だけでセールスが成立するほど、
ビジネスは簡単じゃありません。
たしかに、
コーチングやマーケティングのスキルは大切です。
でも、
どんなに技術があっても、
肝心の商品そのものに魅力や価値がなければ、
売れ続けることは難しくなります。
「中身がイマイチな商品」を、
テクニックだけで売ろうとしても、
思ったような結果にながらないことがほとんどです。
それも、
ビジネスの本質を知れば納得できます。
コーチング詐欺?
実際、
世の中にはまだまだ
“中身より売り方”を優先した商品が出回っています。
売る側にとっては手軽でも、
買う側にとっては
「思ってたのと違う」となりやすいです。
それこそ
詐欺呼ばわれされることになり兼ねません(^_^;)
だからこそ、
セールスやマーケティングの前に、
「どんな商品を、誰のために、どんな想いで届けたいのか」
この土台の部分を整えることが、
いちばん大切であるということです。
よくある誤解
よくある誤解として、
「セールスを学べば売れる」
「マーケティングをやれば人が集まる」
という考え方があります。
でもそれは、
例えるなら、
寿司職人の技を見ただけで
自分も握れる気になるようなもの。
知っていることと、
できることの間には、
思っている以上に大きな差があるのです。
それに、
どんなにスキルを学んでも、
「この人から学びたい」
「この人の話なら聞きたい」
と思ってもらえなければ、
なかなか大きな成果にはつながりません。
あなた自身もきっと、
信頼できる人から学びたいし、
話を聞きたいと思うはず。
なのに、
いざ自分が商品を売る側になると、
「お客さんは誰でもいい」
なんて発想になっていませんか?
たとえば、
「動画教材を売るだけ」というビジネスであれば、
個人的な信頼関係はそこまで必要ないかもしれません。
でも、
あなたが
対面セッションや個別指導をするような商品を扱うなら、
「誰でもいい」では成り立たないはずです。
むしろ、
本気で変わりたいと思っているクライアントや、
覚悟をもって行動できるクライアントと関わりたい
と考えるのが自然ですよね。
そういう相手に響くようなビジネスをつくるには、
土台となる
「信頼」や「本質的な価値」がとても大事です。
そのうえで、
マーケティングは、
「あなたの商品に興味を持ってくれる人を集めるためのもの」
つまり、
マーケティングは“出会い方”の工夫であって、
商品の本質そのものをつくるものではありません。
もし、
まだあなたが
「キャッチコピーだけで買ってしまった」
という側にいるとしたら、
それは
「売る側」への
ステップアップのチャンスかもしれません。
その経験があるからこそ、
お客さまの気持ちが理解できるようになるし、
「本当に喜ばれる商品って何だろう?」
という視点が持てるようになります。
世の中には、
スキルを“売る”ことだけに偏った人が多いです。
そんな中、
お客さまの未来を本気で考えた商品であれば、
きっと長く続くビジネスになっていくはず。
どんな時代でも、
本質的な価値を提供できる人は、
選ばれ続けていきます。
本日の内容が、
あなたのビジネスを見直すきっかけになれば幸いです。
本日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。



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