「共感のスキル」こそが、選ばれるコーチになる秘訣
今日は
コーチングのコーチに大切な
「共感のスキル」
についてお話します。
クライアントとの関係性を築くために、
「共感」をすることが大切なのは当然のことですね。
では、
例えば共感が弱いコーチは
どの様にみられる可能性があるでしょうか?
1.話をちゃんと聞いているのかなと不安感を与える
2.一方的に正論を押し付ける人に見える
3.安心して弱みを見せられないと思われる
4.売りたい人に見える
5.話しにくいと思われる
実際、
クライアントが心を開いて話をしてくれるには、
信頼関係が必要です。
信頼関係、
つまり「ラポール」がなければ、
クライアントとの関わりも深まりません。
ラポールとは、
心と心の橋をかけるようなもの。
相手に安心してもらい、
親しみを感じてもらうこと。
そしてその関係性を保ち続ける力でもあります。
でも、
そのラポール以前に、
「共感」がなければ、
見込み客はあなたを選んでくれません。
いま、
コーチング業界には実績も経験も豊富な人がたくさんいます。
そんな中であなたが選ばれるには、
ただ「実力がある」だけでは不十分。
「この人と話したい」と思ってもらう必要があります。
「この人と話したい」と思ってもらうには
悩みを抱える人は、
まずネットで答えを探します。
そこで答えが見つからなければ、
はじめて「誰かに相談しよう」と思います。
つまり、
「誰かから商品を買う」という流れです。
そして、
似たようなサービス・価格帯の中で、
最終的に選ばれる理由は
「好きかどうか」
「共感できるかどうか」に行き着きます。
このとき重要なのが、
「共感のスキル」です。
コーチングは相性がすべてと言ってもいいほど、
相手とのフィーリングが大事。
だからこそ、
あなたが相手の世界に寄り添う必要があります。
相手が「心地よい」と感じるエリア(コンフォートゾーン)と、
あなたのコンフォートゾーンが重なる場所。
それが「共感ゾーン」です。
この共感ゾーンをつくるには、
相手に変わってもらうのではなく、
あなた自身が歩み寄るほうがスムーズです。
よく
「問題を解決するにはコンフォートゾーンを出る必要がある」
と言われますが、
実際それは簡単ではありません。
だからこそ、
あなたのほうが先にコンフォートゾーンを広げ、
相手に歩み寄っていく。
そうすることで、
初めて「この人、わかってくれてる」
と思ってもらえるのです。
逆にうまくいかない人ほど、
「私はこんなスキルがあって」
「こんなことができます」と、
自分の話ばかりしてしまいます。
もちろんそれも大切なのですが、
その前に「共感」がないと、
そもそも聞いてもらえません。
たとえば、
お金の悩みを抱えている人に
「コーチングって素晴らしいんです」と伝えても、
「今はそんなこと聞いてる場合じゃないんです」
となってしまいます。
だからこそ、
「お金のことで悩んでいるんですね」
「どんな状態が理想ですか?」と、
まずは相手の悩みにしっかり寄り添うことが大切です。
そして、
相手に「そうそう、それそれ」
と思ってもらえる瞬間が生まれたとき、
初めて「共感ゾーン」が交差します。
その先に、
信頼=ラポールが生まれ、
契約につながっていくのです。
お客様はコーチの人間性も加味して契約するか決める
私自身、
日々色々な質問をいただきますが、
「集客やクロージング」以外にも
「どんな本を読んでるか」
「普段はどんなことしてるか」
といった質問が多かったのです。
つまり、
人は
「ビジネスの結果」だけでなく、
「人柄」や「考え方」にも興味を持ちます。
そこに親しみが生まれ、
「共感ゾーン」がどんどん広がっていきます。
あなたも、
ぜひ見込み客の気持ちを大切にして、
まずは「共感ゾーン」をつくることから始めてみてください。
そこからが、
クライアントとの本当の関係のスタートです。
本日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。



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