コーチングの商品は、ただ売れればいいのではないはず

コーチングの商品は、ただ売れればいいのではないはず

「とりあえず（コーチングの）商品が売れればそれでいい」

そんなふうに思っている人は
この仕事であまり居ないとは思いますが、

でも、
行動量からして
そうなってしまっている人は
結構居ると思います。

確かに、コーチにとって売上は大事です。

売上があると自信になるし、
目に見える成果として嬉しいですよね。

でも、
売ることにフォーカスしすぎて、

それが目的かのようにしてしまうと、
コーチングビジネスはうまくいかなくなります。

　

ビジネスの時間をどう使っているか

稼げないコーチほど、
「売る」ための集客やセールスに
多くの時間を使ってしまいがちです。

もちろん、
それらを学ぶのはとても大事です。

けれど、
本当に大切なのはそこではありませんよね。
　

一番大切なのは、
「お客様にどんな価値を届けられるか」
この視点です。

　
コーチングは、
お客様の人生や働き方、マインドを
変えるためのサポートをするものです。

だからこそ、
届けようとする
そのものの「価値」がしっかりしていないと、
価格だけが先に立ってしまい、
お客様にとっては
魅力を感じられません。

　

もし、
提供する価値がまだ整っていない状態で、
価格だけを上げようとしているなら、
結果はついてきません。

そんな場合の売れない原因は、
「価格が高いから」ではなく、
「価値を感じてもらえていないから」
ということになります。　

これは、
とても大事な視点です。

エルメスやメルセデス・ベンツが高額でも売れる理由、

それは、
価格以上の価値があるからです。

「高い＝売れない」ではなく、
「高い＝高いだけの価値がある」と思っている人に、
届けられているからなんですね。

価値の高いコーチング

コーチングも同じです。

価値の高いサービスを提供できれば、
それを求めている人は、
納得して購入してくれます。

　
つまり、
「安いから売れた」のではなく、
「価値を伝えられたから売れた」
という状態をつくることが、
長くビジネスを続ける秘訣です。

逆を言うと、
「売るために、安くする」という流れに入ってしまうと、
それの繰り返しになり、
どんどん疲弊してしまいます。

自分が届けたい本質から離れてしまうし、
価格競争に巻き込まれやすくなるからです。　

価格競争に巻き込まれると、
多くの人が、
また「セールスを学ばなきゃ」と思ってしまいがちです。

でも本当に必要なのは、
商品自体の「価値を高めること」なのです。

　

お客様に喜んでもらえること、
リピートしてもらえること、
感謝されること、
これらを積み重ねることで、
「高単価でも売れるコーチ」になっていく。

目指すべきはここなのです。

　

セールス不要のコーチング

価値が伝われば、
無理に売り込まなくても、
必要としてくれる人に届くようになります。

これは、
ビジネスを長く続けるために欠かせない考え方です。

　

「高く売ること」ばかり考えるのではなく、
「高くても選ばれる価値をつくる」。

この視点が持てたとき、
本当の意味で“売れるコーチ”になっていけるはずです。

　

コーチングは、
お客様の人生をよりよく変えるためのサポート。

その本質を忘れずに、
あなたらしい価値をしっかり育てていきましょう。

そうすれば、
価格で勝負する必要なんてありません。

あなたにしかできない価値で、
ともに、
選ばれるコーチになっていきましょうね(^^)

本日はここまでです。

本日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。